ずっと俺の頭の中に強く現れては消えたりするものを考えてみた。
イメージとしては、こんなようなもの。
好き、夢中、憧れ、理想…….
・勝新太郎
・サリンジャー
・ラ・ボルド病院
・ケミカルブラザーズ
・Toquinho
・ジンフリークス
俺の頭の中を支配しているものを書いても独りよがりだけれども、ラ・ボルド病院とToquinhoは特筆すべきだと思うので、少し書く。
ラ・ボルド病院を知ったのは20年前くらいです。ちょうど、この頃は精神の探求に目覚め始めた時だったので、読みやすい哲学の本とかを読んでいました。同時期に「すべての些細な事柄」というドキュメンタリー映画を見ました。
この映画は、実際にフランスで今でも運営されているラ・ボルド病院という精神病院が舞台になってます。
きっと俺は、このラ・ボルド病院の経営方針と実体に、憧れというかユートピアなようなものを感じたのでしょう。
言っておくけど、この映画は面白くないですよ。
面白くないだけじゃなく、コンセプトもわからなく、何を表現しているのかもわからなかったけど、俺の脳に烙印を残しました。
そして、その後の人生を生きていくなかで、頭の中に現れては消えてったりして、これからもこの現象は続くと思う。
ラ・ボルド病院には精神分析学者のフェリックス・ガタリが関わっており、そしてフェリックス・ガタリは哲学者のジル・ドゥルーズと『アンチ・オイディプス(資本主義と分裂症)』を共著してます。
Toquinhoを知ったきっかけは日本のジャズプレーヤー「渡辺貞夫」のおかげです。
渡辺貞夫が日本のライブハウスにToquinhoを招いて共演したライブアルバムCDを聴いたことによりToquinhoを知りました。
そういえば、Toquinhoを知ったのもラ・ボルド病院を知ったのと同じで20年前くらいですね。
※因みにですが、僕は渡辺貞夫のライブには5回くらい行っており、すごく好きな音楽家の一人です。
Toquinhoを知ってからは、レコードショップに行って彼のレコードを沢山買いました。
彼はブラジル出身の音楽家ですが、ボサノヴァやサンバ色は弱く、曲調はなんて言ったら良いのか、民謡のような感じがします。
歌メロが情緒あって良い曲が多いんですが、良いと感じる曲にはToquinhoより33歳も年上の「ヴィニシウス・ヂ・モライス」が参加しているんですね。
そして、さっき知ったんですが、Toquinhoはヴィニシウス・ヂ・モライスが亡くなる1980年まで、ずっと一緒に楽曲制作や演奏をしていたんですね。
あーーーー、なんか疲れた。
イメージを言語化するのって疲れる。だけど意義があるような気がして楽しさもあります。
別にイメージを言語化したかったわけじゃなく、昔から俺が好きなものは何かを書いて、人生の指針にしたかったんです。
金と時間をかけるなら、やっぱりレールに沿って生きてはいけません。
例えば出世して、もしくは社長になって、はたまたスターになったとしても、いわゆるステータスに合わせて高級品を買うとかできません。
社長になったからベンツを買う、社長になったから数百万円の時計を買う、こんなの皆がやってるようなことで、すごく詰まらない。
テレビやネットを見たり、他人を見たり、他人から話しを聴いたりしてるので、それでお腹一杯です。
俺が同じことをやっても、すぐに飽きちゃうでしょう。
金と時間をかけるなら、誰もやってこなかったようなことに注ぎたい。そっちのほうが面白い。
何が面白いかって。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。それは冒険しているってことだからでしょう。
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